Barber Osgerby(バーバー・オズガビー)の講演会
皆さん
こんにちは!
日ごとに暖かくなって春めいてきましたね。
26日は、イギリスのデザイナーユニット、
Barber Osgerby(バーバー・オズガビー)の講演会に行ってきました。
聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが
Barber Osgerbyは、そのプロダクトを
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館や
NYのMoMAなどに展示されている、実力のあるデザイナーユニットなのです。
でも、実際はとても控えめな、いかにもイギリスの紳士的な
ユーモアのある方たちでした。
デ・ラ・ウォー・パビリオン(左)の時に作った椅子のお話しから
H&Mのファサード(建築物の正面デザイン)の模型(右)
2012年のロンドンオリンピックのトーチデザイン
今までの作品の紹介をしながら
今回の目玉「Tip Ton」という椅子の話へ。
この椅子は、前傾部に9度の傾斜がついていまして
一番のポイントは、傾斜とスタッキングができるところだと
おっしゃっていました。
この一番安定する傾斜角度を割り出すために何度もドローイングし
試作品をつくりと試行錯誤を重ねたそうです。
実際に座ってみましたが、スムーズに傾斜しますし
背筋も自然とまっすぐになるかんじです(笑)
Invitationにもちゃんと角度がついてます!
なかなか、楽しい講演会でした。そしてなにより、いいなと思ったのは
講演会に集まった人を見て、本人が僕たちのためにこんなにたくさんの
人が集まってくれたことがすごくうれしい!と言って証明写真を撮って
ママに見せるんだと言っていたこと!
なんと、謙虚な方ではありませんか。とても好感が持てました。
では、また